☆火の神(ヒヌカン)

桜季 希

2019年01月26日 21:31



もうすぐ、旧正月ですね。

沖縄では、今でも旧正月を祝う風習が残っていて、新暦の正月よりも地域によっては、旧正月を大切にしています。

そして、年末から年始にかけて御願解(ウガンブトゥチ)と火の神迎え(ヒヌカンウンケー)という大切な行事があります。

御願解(ウガンブトゥチ)とは、その家庭で一年間に起こった出来事を、火の神(ヒヌカン)が天の神様に報告するために昇天する日と言われています。

毎年、旧暦の12月24日に行われるもので、今年は1月29日(火)にあたります。

そして、昇天した火の神(ヒヌカン)が降りて来られる時にお迎えするのが、火の神迎え(ヒヌカンウンケー)です。

こちらは、旧暦1月4日で、新暦では2月8日にあたりますが、地域によっては、お迎えする日が違うところもあるようです。

沖縄では、火の神(ヒヌカン)を非常に大切にしています。
沖縄の御願では、長男が位牌を受け継ぐトートーメーはもちろんですが、火の神(ヒヌカン)も一緒に引き継ぐのが慣わしとなっています。
 
火の神(ヒヌカン)は、家の火(かまど)の神様で、厄払いや健康・安全の祈願、神様への報告など、とても重要な存在です。
 
最近では、少しずつ若い世代から火の神(ヒヌカン)が失われつつあるようですが、せっかくなら、昔ながらの慣わしを残して欲しいですね。
 
ちなみに、沖縄に仏壇が伝わったのは17世紀のことで、それ以前に家庭を守る神様は火の神(ヒヌカン)だけだったそうです。

ですから沖縄では今でも、家庭の重要なことは、最初に火の神(ヒヌカン)、つぎに仏壇を拝む順序になっています。
また、ヒヌカンを祀るのは女性(妻や母)で、仏壇を祀るのは男性(夫や父)とされています。

祀り方や拝み方「グイス」ついては、細かな言い回しなど、地域やそれぞれの家庭によっても違いがあり様々です。ですが、何より、拝む本人が心を込めることが大切だと思います。


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琉球スピリチュアルヒーラー
桜季 希(おうき まれ)

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